メイシーズ・サンクスギヴィング・デイ・パレード(Macy’s Thanksgiving Day Parade)と聞いてピンときますか?
日本人だと常識的に知っているとまではいきませんが、アメリカにいる人なら誰でも知っているイベントです。
今日はその大きなパレードに日本人の私が参加してきた体験をお話ししようと思います!
メイシーズ・サンクスギヴィング・デイ・パレードとは?
アメリカで最も有名なパレードのひとつで、毎年11月サンクスギビングの日にニューヨークで開催されます。
その大きなパレードの様子がテレビで中継されます。
わかりやすく例えると日本でいう紅白歌合戦のようなイメージで、伝統的かつ今でもどの家のテレビでも流れているイベントです。
パレードには色々な分野の団体が大きな風船を掲げてパレードに参加します。
今年のトピックとなった映画や有名なキャラクター、選ばれた大学、高校のマーチングバンド、チアリーダー、ブロードウェイの作品からなどなどが参加します。
大規模なイベントとだけあって、その日はニューヨークのシティーの大部分が封鎖されます。
セントラルパークからスタートし、Macy’s百貨店までがルートです。
参加することになった経緯
私はアメリカの大学の正規学生として留学しています。
音楽を専攻しているということもあり、マーチングバンドに所属していて、そのマーチングバンドがMacy’s 出演に選ばれました。
毎年100校前後の大学が応募して、選ばれるのはたったの8校です。
もちろん簡単に選ばれることではないので、その年に現役生徒として参加できてとてもラッキーだったなと思います。
パレードのスケジュール
当日は朝4時ごろに起きて、身支度をしホテルを出発します。
全員でTimes Squareの飲食店で朝食をとり、7:00にバスに乗り込みパレードスタート地点に向かいます。
7:30頃に到着し、楽器を持ったまま1時間ほどわきの歩道で待機したと思います。
自分たちの出番になったらメインのストリートにダッシュで体系を整えます。
そして、あれそあれよと演奏を開始します。私の学校は4曲をエンドレスに演奏しました。

4kmをゆっくりと1、2時間かけて、演奏しながら休憩なしで進むのでみんな体力面も対策していきましたが、
前の団体との調整で一旦停止する場面があったり、周りの観客や景色も明るく楽しかったので、
演奏中疲れたと思うことはなかったです。
私はやはりアメリカ人の平均身長よりは低いのと、足も短めなので、周りと歩幅を合わせるのは少し大変でした笑
その後ゴール地点のMacy’s百貨店前に着くと、号令を掛け直して演奏開始です。
テレビ演奏の場面は止まって、正面を向いて演奏します。
一面レッドカーペットが引かれていて、他の団体もいるので、少し有名人になった気持ちでした笑
その後、写真撮影をしてバスに乗り込み、ホテルへ帰宅です。
一生のうち、こんなにBIGな経験はなかなかないので、ずっとワクワクの1日でした。
遠征旅行スケジュール
私の大学はアメリカ南部のアラバマ州にあります。ニューヨークからはとても離れています。
遠征費は学校や地域からの募金で対応されたので、とてもありがたいですが250人ほどいる団体なので、各自でも募金活動などがかなり必要でした。
スケジュールや予算の面で、私たちは23時間かけてバスで移動しました。
日本で例えると福岡から青森あたりまで行くに等しい距離です。かなりの長さです。
保護者も含めてバス10台ほどを借りて移動しました。
今まで経験したことない長さ、バスに揺られていましたが、友達と一緒なので思ったほどキツくはなかったです。
1日目
夜中の1時のに出発して、休憩も挟みながら1日かけてニューヨークにたどり着きます。
途中はモールに寄って食事と軽い自由行動、夜中にバーガーキングに寄ったりもしました。
ホテルに到着後は次の日も早かったのでみんなすぐに就寝です。
4人部屋だったので、お風呂に待つ時間も大変でした。
2日目:観光、テレビリハーサル
2日目は朝7時に起きて、みんなで朝ごはんを食べた後、タイムズスクエアに観光に向かいました。
大画面の中でグループフォトを撮ったり、軽く周りを散策したり。
そして、個人的にすごく嬉しかったのは大画面に私たちのマーチングバンドが表示されたことです。自慢できる経験だなと思います。このよく見る風景の中に自分たちが写ったと思うとワクワクしますよね:)


その後は昼食をとりにハードロックカフェに行きました。普段はあまりハンバーガーは好きではないのですが、せっかくなのでハンバーガーを食べました。


そのあとはセントラルパークのプチツアーでした。路上ミュージシャンがいたりして、交流もありました。
その後一旦ホテルに戻ってテレビリハーサルに向かいました。
Macy’sの前でテレビカメラマンとリハーサルでした。一般の人は入れないようになっていて、何度か流れを確認しながらパッとおわらせた感じでした。

このように街中でかなり待機して、始まったと思ったら急いで退場して、、とバタバタだったイメージです。
このあとはDave &buster’sというゲームセンターとレストランが合わさったところで夕食でした。
なんせどこに行くにも250人以上が一斉に動くのでどこに行くにも自分たちで混雑状態です笑
その後はホテルで就寝。
3日目 観光
この日も7時に起きて朝食後、9.11のメモリアルミュージアムに行きました。
到着すると普段どう頑張っても静かにならないうちのバンドが、スンと静まり返ったのを覚えています。その時はゾッとしました。
ミュージアム内外を自由に回ったあと、オクラスという隣の駅兼ショッピングセンターを回ったり、ワールドカレンシーセンターに行ったりしました。


その後ブロードウェイミュージカルのWickedを見に行ったりしました。
これが本当に感動。一生忘れられないショーでした。初めてのブロードウェイだったので、圧巻でした。
4日目 リハーサル 観光
朝6時半朝食後、ホテルの駐車場でリハーサルの向かいました。
その後はRockefeller center、Radio CityでRockettesというダンスショーを見ました。
そのほかはTImes Squareあたりで基本的に自由行動でした。


5日目 Macy’s本番 DJクルーズ
Macy’sが終わった後は仮眠をとって、DJクルーズというクルーズパーティーのようなものに向かいました。
ドレスアップをして、ディナーを食べたり、ダンスをしたり。仲良しのバンドのみんなと船の上で過ごす時間は素敵な時間でした。
自由の女神もここで見ることができました。
最高の1日でした:)



6日目 リンカーン記念公演で演奏 帰路
朝を起きてすぐ、バスで大学に戻ります。
途中でワシントンDCに寄って、リンカーン記念堂で演奏をしました。
ワシントンモニュメントやアメリカの主要機関が集まっていて、他の場所とはまた違ったあ雰囲気でした。
その後また20時間以上かけて帰宅です。
かかった費用
費用は無料でした。一週間通して一円も自分のお金は出していません。
ニューヨークで行きたいところ全て連れて行ってくれて、パレードにも参加して無料!?って感じですよね笑
最初も話した通り基本的にこの演奏旅行の資金は大学から、または色々な人からの募金で賄われました。
詳しい最終の結果はわかりませんが、何千万と募金が集まったと聞きました。
ほとんどの生徒は何百ドルか自分で負担していますが、私は補助に選ばれて全額支援してもらいました。
旅行先でのショーやミュージアムのチケット、またほとんどの食事は大学側が用意してくれていて、
その他の自分で使いたい費用も2、3万円入ったプリペイドカードが全員分配られたのでそれで十分でした。
本当に現実なのかと思うくらい、コストなしで貴重な経験をさせてもらえて、ありがたかったです。
まとめ
今回は田舎のアメリカに留学している日本人が、アメリカ最大級のパレードに参加した経験についてお話ししました。
演奏はもちろん、観光も思う存分回って、非日常な経験をした一週間でした!


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